こんにちは。
ピーターバラカンです。もとい、越智です。
偏愛ライナーノーツ第8弾は現ローリング・ストーンズのギタリスト、ロン・ウッドのソロアルバム。
泣きのスライド・ギターとグルーヴィーなリズム感が素晴らしいアルバム。
vol.009
Ronnie Wood 『I've Got My Own Album to Do』 1974
邦題はなんと『俺と仲間』。もう一捻り欲しかったが気持ちは伝わります。
ソロ名義で初めてのスタジオアルバム。ライブ感も素晴らしく、聴けば聴くほど奥深く楽しめる作品。
フェイセズのロッド・スチュワートとイアン・マクレガンに加えて、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズ、ミック・ジャガー、ミック・テイラーもレコーディングに参加した。なお、ウッドはこの後ミック・テイラーの後任としてローリング・ストーンズに加入。
2."Far East Man"はジョージ・ハリスンとの共作。明らかに聞こえるバックヴォーカルのジョージに注目されたし。ジョージのスライド・ギターも素晴らしくベストトラック。
3."Mystifies Me"も美しいコードワークで間違いなくこのアルバムのハイライトの一曲。
7."Shirley"はファンキーでグルーヴィーなリズムにけっして上手くはないがロン・ウッドのキレたヴォーカルがとてもマッチ。
まさにエバーグリーン・ロン・ウッド!!なアルバム。