こんにちは。
ピーター・バラカンです。
もとい。越智です。
今回は個人的に世界一ギターが上手い夫婦と思っているデレク・トラックスとスーザン・テデスキ。
その奥さん(スーザン)のソロアルバムをご紹介します。
vol.011
Susan Tedeschi 『Back To The River』2008
スーザン・テデスキ名義で5作目のアルバム。
思い切りのよい黒いブルースギターを聴かせてくれますが、白人の女性です。
特にLIVEでのソロギターは圧巻。音数は少ないながら味のあるギターで、ピッキングに空振りしても失敗してもそのままの勢いで弾き切ってしまいます。
このアルバムは夫であるデレク・トラックスと友人のドイル・ブラムホールが参加し、厚みを増したブルースロックとも言えるサウンド。
スーザンのヴォーカルもジャニス・ジョプリンを彷彿とさせる出来で実に油が乗っている印象です。
2.700Housesのカントリー・ロック、4.Love Willの軽快なバッキングで鳴るリズムギターも素晴らしい出来。
気がつくとヘヴィーチューンになっているようなアルバムです。