2種類以上のコーヒーを、とある比率で配合したものがいわゆるブレンドコーヒーです。
2カ国の配合でもいいし、4カ国でも。あるいは同じ国でも別の農園や品種を配合すればブレンドコーヒーとなります。

［ブレンドコーヒー］はお店によって考え方が様々ある奥深いもの。BRANCH COFFEEでは、各国のコーヒーが自分に足りないものを互いに補い合い、ひとつのチームのように仕上がる…そんなイメージで取り組んでいます。

定番のブレンド［No.1/No.2/No.3］は、お客様がいつものように抽出して大きな差が出てはいけないと、工夫しながらブレンドしています。実際は農作物ゆえに仕入れた農園、品種共に毎年内容が異なるため、同じものは出来ませんが、配合比率や焙煎度合い等を工夫しながら何とか作り上げています。
焙煎を始めて18年。そろそろ黄金比率なるものを見つけてもいい頃だと思うのですが、未だ謎が多いです。

今回新発売したブレンドNo.0は、数年前に［オールスターのような旬なロットでブレンドしたらどうなるだろう］というコンセプトで作ってみたブレンドのリバイバルです。
前回は販売終了後に大きな反響をいただき、再販してほしいとのお声を沢山いただきました。前回同様に販売期間は限られるかもしれませんが、ぜひお楽しみいただきたい旬のブレンドです。

前回のブレンドもそうでしたが、今回のブレンドNo.0の開発のお話としては、オールスターとはいえ、ピリッと締まるオリジンを配合しないとぼやけてしまい、まとまらなかったということがありました。野球のスターティングメンバーみたいですね！

いいブレンドが出来たと思います。ついつい手が伸びてしまい僕も毎朝飲んでいます。