越智です。
ただいまご紹介中のパナマのエリダ農園のゲイシャ、グリーンティップのロットについて、農園訪問時の記憶を辿りながら書いてみたいと思います。

オーナーはラマストゥスさん。
昨年のバリスタチャンピオンであります丸山珈琲の鈴木バリスタが来日中のラマストゥスさんのコーヒー(エル・ブーロ・ゲイシャ)を使用し見事優勝に輝いたのは記憶に新しいところではないでしょうか。とても感動しました。。
(上記画像はグリーンティップの木とラマストゥスさん)

画像ではややわかりにくいですが、かなり余裕を持ってまばらに植栽がされていて、爽やかな風が吹き抜ける素晴らしい環境で育っています。
ここで標高約2,000mとお聞きしました。
考えてみれば、我が四国の最高峰石鎚山とほぼ同じ標高であります。
上記画像中の実のある高い木は、おそらくですが…現地のフルーツトマトのようなもので、ラマストゥスさんが採ってくださりいただきましたが、大変美味でした。

エリダ農園はボケーテという地域に位置し、周りを美しい国立森林公園に囲まれている素晴らしい環境にあり、このように倒木があっても許可なしには伐採や木々の持ち出しができないとのこと。
このような道を抜けて農園があるのか??という感じでした。
私は(コーヒーとは関係ないかもしれませんが…)木が大好きで、現地のオークやローズウッド、マホガニーなど珍しい木を見ているだけで、密かに大興奮していたのですけれど、それはさておき。

はい。
さて、上記画像がグリーンティップの木です。
グリーンティップとは緑色の新芽が出る品種で、この新芽が出る木のロットが素晴らしいことがわかったのだそうです。
緑色の新芽、おわかりいただけるでしょうか??
この木のゲイシャ種のみを集めたロットは非常に数が少なく、ピュアなロットのため、非常に希少と言えます。

上記画像はブラウンティップ。
新芽がやや茶色をしているのが確認できると思います。
もちろん、こちらが悪いというわけではなく、ゲイシャの木でもバラエティがある、ということがおわかりいただけたと思います。
ただいまご紹介していますグリーンティップのロットは残り少なくなりましたが、引き続きましてラマストゥスさんのゲイシャをご紹介していきます。
お楽しみにお待ちくださいませ!
