越智です。
SCAJ2017が無事終了しました。
毎年書いているとは思いますが、毎年コーヒーシーンは著しく変化しています。特に今年は大きな変化を感じた年でした。
変わらず良いもの、良いこともありますが、スペシャルティコーヒーを取り巻くシーンは機器の変化も含めて、変わりながら成長してきたと改めて感じました。
しかしながら、冷静に見ると昨今発売されたiPhone8みたく、完成形に近づいて来ているな…とも感じています。
さあ、これからどうするか。何となく見えてきたような気がします。
私たちジャパンロースターズネットワークのブースには沢山の生産者の皆さまが訪れてくださいました。
ブースではカッピングを終日行いました。
私のロースト担当が皆さまお馴染みの『コスタリカ ラ・リア』でしたが、なんと準備をしていて振り向くとラ・リアのルイスさん(ルイス・アルベルト・モンへさん)が!!
約3年ぶりにお会いできたので最高に嬉しい瞬間でした!!恥ずかしながらルイスさんにもカッピングをして頂きました。
「お客様にも毎年大変好評で、すぐに売れてしまうのです。」とお伝えするとものすごく喜んでくださいました。
生産者の皆さまとお客様を繋ぐ架け橋に徹するということ。これからも継続し、加速して取り組んでいきたいと思います!
そして、3日目の最終日はRMTC(ローストマスターズチームチャレンジ)本番でした。
全国より焙煎人が集まり、地区ごとに分かれ、焙煎を競い合うというエキシビジョンです。
私はローストマスターズ委員会に所属しているため、裏方の仕事でしたが、RMTC(ローストマスターズチームチャレンジ)は継続が実を結び、年々盛り上がりを見せるイベントです。
焙煎人というと、どちらかと言えば頑固職人を思わせる堅いイメージがあると思いますが、最近はそんなことはありません。
全国の焙煎人同志が情報交換し、スペシャルティコーヒーの魅力をいかに引き出すか、切磋琢磨しているのです。
今年も名だたる審査員の皆さまに厳正な審査をしていただきました。
今年のテーマは「ブレンド」。3種のオリジンをそれぞれ焙煎し、ブレンドする。全国のチームの皆さまは相当な議論を重ねたに違いありません。
はっきり言って、熱いです!!
全国の競技者の皆さま、お疲れ様でした!来年も参加していただきたいです。また、最終日の最後の時間の大会にはなりますが、普段は表に出ることの少ない焙煎人の勇姿を観に来ていただきたいと思います。
SCAJ2017、全ての関係者の皆さま、生産者の皆さま本当にありがとうございました!!