こんにちは。
ピーターバラカンです。もとい、越智です。
毎日更新中のblogですが、箸休め的に書いてみようと思い立ち、新しいコーナーを始めてみます。
その名も『越智的名盤偏愛。』あくまで偏愛ですので、およそ偏っておりますが、お許しくださいませ。
vol.001
The Band 『Music From Big Pink』1968
ザ・バンドと言えばボブ・ディランのバックバンドとして有名ですが、ソロワークに移ってからの楽曲、サウンドは素晴らしく、このデビューアルバムもいきなり凄いとしか言いようがありません。
ロックが変わりつつある60年代後期において、昔ながらのブルース、カントリー、ゴスペル等の影響を色濃く受けたのがわかる、なかなか渋いゆったりとした楽曲と混じりけのないストレートなサウンドはその当時きっと逆に斬新だったに違いありません。
ザ・ウェイト "The Weight"が最も有名なtuneですが、僕は、悲しきスージー "Lonesome Suzie"をベストトラックに推します。
ロビー・ロバートソンのギターはどれも好きですが、ボブ・ディラン時代のテレキャスターからストラトキャスターに持ち替えた"Lonesome Suzie"のアルペジオのサウンドは特に素晴らしく、弾けるようなベルトーンが堪能できます。
