写真について考えてみたところこんなことを思う。
20241122
自分が撮った写真や動画を見返したとき、ほぼ100%その時の場面や情景を思い出すことができると思う。特にスマホでないカメラの写真は、フォーカスの具合で撮影の意図まで見て取れる。
当たり前だけど、見返すまでは全く忘れていることがほとんど。
僕が仮に写真家だったとしたら少作な部類に入ると思う。心動かされるものや場面だけを写して、その場の空気感すら切り出して残したいという気持ちがどこかあるから、あまりパシャパシャと撮ることはなくて、ゆったり撮ることが多い。
何年か経って、ふといろいろな写真を見返したとき、完全に忘れていた場面や記憶がゆっくりと蘇ってくることが写真撮影で一番おもしろいところだ。
人間は思い出すために忘れるのではないか。そんなことを思うけれど。
ではでは、良い週末を。
[写真は台湾は九份の茶屋。]