風の吹くままに。
20241227
振り返れば、元日早々から焙煎の予定が勘違いなのか忘れてしまい、朝早く気合を入れて松山店へ向かうも西条へ引き返すという大失態で幕開けした2024年でした。
この先どうなることやらと思いましたが、こうして何とか年を締めくくることができそうなのは、ひとえにお客さま、関係者の皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。
経験のない原料高の中、これからのコーヒー豆店としてどうあるべきか、どう生き残るかなどと考えを巡らせたら、いつも混沌としていて困難なシーンが思い浮かぶのは浮かぶけれど、オンラインストアや店頭で、いつもご利用くださる皆さまをお見かけしたりお話したりしていると、なんとかなるかぁ、と逆にパワーをいただくことが多いです。
その分コーヒーパワーで十分にお返しができるように、自力の限界に挑戦しながら地道に継続していきたいと思います。2025年もチーム一丸となって頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
予想だにしなかったことが起こる。予想していても、僕たち人間は同じ過ちを繰り返す。脳のメモリやストレージはToDoや情報でいっぱいいっぱいだ。そんな時は少し立ち止まり、コーヒー片手に一息つこう。時代もぼちぼち大きな地殻変動の時期なのだろうし、その時は僕たちも柔らかくなって変わっていこう。心おだやかに、あまり抗わず、風の吹くままに。
耳を澄まそう。答えは風の中にあるのだろう。きっと大昔から。
ではでは、良いお年をお迎えください。
2024 Last Song
風に吹かれて サム・クック