コーヒーの味わいは焙煎度によって様々変化します。どの焙煎度で仕上げるかは、各ロースターに委ねられていることが多いと思うのですが、BRANCH COFFEEでは、“ 最も個性が出やすい ” 焙煎度で仕上げるように微調整をしています。大まかに [ 浅煎り・中煎り・中深煎り・深煎り ] 等に分けられ、一般的に焙煎度が浅いほど明るい酸味傾向、焙煎度が深くなるほど茶褐色が濃くなりリッチな傾向。概ねこのような解釈で間違いではありません。

しかし、折角なのでここではもう少し言及してみますね。BRANCH COFFEEでは、[ブラジルのこのロットにおいての中煎り]あるいは[コロンビアのこのロットにおいての中深煎り]といったように焙煎のイメージを探りながら決めているため、生産国や生産地の標高、生産処理方法や生豆の大きさ等により、同じ中煎りでも色づきが大きく違う場合が多いです。焙煎された豆をカラーで正確に数値化できる計測器も存在するのですが、数値を表してもお客さまには解りづらい…そこで今回のリニューアルに合わせて焙煎度（味わいの目安）を大まかに６段階に分け、すべてのパッケージに明記することにしました。●◯◯◯◯◯が浅煎り、●●●◯◯◯が中煎り、●●●●●●が深煎りと、解りやすく表記したつもりですが、飲んだ印象はオリジンやブレンドにより異なるため、焙煎豆の色そのものではなく [BRANCH COFFEEとしての仕上げのイメージ]と認識していただきまして、楽しくコーヒーを選んでいただけると嬉しいです。

ファッションで言うと、モデル（生豆）がいて、デザイナー（ロースター）がコーディネイト（焙煎）するようなイメージでしょうか。ま、まあともかく…お気楽にENJOY COFFEE !！